たるたる "ひらばのひと(1)" 2025年10月7日

たるたる
@miyabi
2025年10月7日
ひらばのひと(1)
#ひらばのひと / #久世番子 先日の自民党総裁選直前。 国民民主党の榛葉幹事長が自民党の麻生氏の元を訪れた。その件を記者に聞かれて「漫画借りにいってた」とさらりとかわす。 記者をケムに巻く冗談かと思われたが、実際に借りていたことが後日明らかにされ、出てきたのがこの漫画。 久世番子の、「ひらばのひと」である。 未読なので、どんな漫画か早速取り寄せてみる(なんでも自分で読んでみたくなる私の悪い癖)。 すると、これが講談の話なんですな。 講談、落語と同じく物語を寄席なんかで語る話芸ですが、まぁ最近では神田伯山くらいしか庶民には名前が出てこないし、実演は見たことがない芸能。昔は作中にもさらっと描かれるように、講談社の社名の由来が講談だというくらい人気でしたが、今は本当にマイナーな世界。 なんせ「ひらば」って言葉一つとっても、それが講談世界では「修羅場」のことであることは僕も含めて知らない人の方が多いはず。 そんな世界を舞台にどこかとぼけた主人公が、講談師として成長していくお話で... と、ここからが面白くなるのですがお時間がまいりました。 講談風に語ったレビューの続きはまた次回の講釈
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