
jyue
@jyue
2025年10月8日

草の上の朝食
保坂和志
読み終わった
読書日記
10月某日
野菜室を覗き込んでいたら食べたいものが浮かんできたから、黙々と茄子の煮浸しと揚げ出し豆腐を作る。スーパーのセールコーナーから救った耐熱グラスが思いの外、丈夫なうえに容量もたくさん入ってごくごく飲めるから気に入っており、そこへ炭酸水を入れる。心なしか結露も少ない気がする。
保坂和志の本はいいなあ、食べたり飲んだりしながら読むのにぴったりだなあ。登場人物たちのセリフだけが続き、だんだん誰のセリフか境界線が分からなくなるシーンがあって、そこがとっても好き。セリフというよりそれらはもう音に近く、ブレーメンの音楽隊を思い出した。






