
ユウキ
@sonidori777
2025年10月8日

光に向かって這っていけ: 核なき世界を追い求めて
サーロー節子,
金崎由美
読み終わった
借りてきた
被爆者であり核廃絶のための平和活動を行うアクティビストのサーロー節子さんの活動の内容と、生涯を描く。
節子さんが仲間たちと核廃絶を訴える運動をしたり、核軍縮のための国際会議で奔走する様は胸を打たれるが、同時に核の傘の下にいる日本の冷淡な態度には怒りが込み上げる。アメリカ他核軍縮、放棄にに反対する国々やそれに連帯する国には、恥を知れとも思う。
節子さんの心を動かした「平和とは、ただ戦争が存在しないというだけではない。すべての人に社会正義をもたらそうという努力のプロセスである」というアクティビズムの原点の言葉と、文中で紹介されている栗原貞子の「ヒロシマというとき」という詩を知ることができてよかった。



