
夏しい子
@natusiiko
2025年3月8日

チーム・オベリベリ
乃南アサ
かつて読んだ
実在の人物が描かれている北海道開拓史。
同じ乃南アサさんの「地のはてから」も北海道の開拓民の話だった。
どちらも北海道の開拓地で苦労する女性の話だけれど、私は「地のはてから」を読んでいたので今回の「チームオベリベリ」での不幸が拍子抜けなぐらい、その程度で済んで良かったと思てしまった。
とはいえ、簡単には物語は先に進まない。
章が変わる時に、数年後となって苦労の日々が飛び越えているなんて事は、この小説で無い。
章が変わっても1ヶ月ぐらいしか時は進まないのだ。
それがリアルで良かった。
