
ジクロロ
@jirowcrew
2025年10月10日

神を待ちのぞむ (須賀敦子の本棚 池澤夏樹=監修)
シモーヌ・ヴェイユ,
今村純子
読んでる
「わたしの前にあるこのテーブルの上にわたしの永遠の救いが置かれているとしても、そして永遠の救いを得るために手を伸ばしさえすればよいとしても、その命令を受け取ったと思わないかぎり、わたしは手を伸ばさないでしょう。
少なくともわたしはそう信じたいのです。
そして、わたしの救いではなく、それが、過去、現在、未来の人間のすべての永遠の救いであるとしても、同じようにそうすべきであろうと思っております。
そうすると、わたしはそのことで苦しむことになるでしょう。
ですが、わたしだけの問題でしたら、まず苦しまないであろうと思われます。
というのも、その全体性としての、すなわち、十字架に至るまでの従順そのもの以外にわたしは何も望んでいないからです。」
p.90

