
シンジ
@shinji
2025年10月11日

沈まぬ太陽(一)
山崎豊子
読み終わった
かつて読んだ
圧倒的な重厚感。
『三 御巣鷹山篇』は、520名が犠牲になった日航機墜落事故を描いている。事故の関連書籍は幾つか読んでいたものの、それでもやはり辛くて途中で本を置いた。
全篇を通じて国民航空という会社組織の理不尽さに腹立たしさと恐ろしさを覚えた。そして救われない主人公…。
このフィクションともノンフィクションともつかない小説。山崎豊子さんがおそらくとんでもない圧力に晒されながらこの大作を書き切った勇気は素晴らしい。