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シンジ
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@shinji
シンジです。 ミステリーが多いですが、ジャンルを問わず読みたいものを読んでいます。
  • 2025年11月10日
    BUTTER(新潮文庫)
    読了。実際にあった事件に基づいたフィクション。 被疑者梶井真奈子と、事件を追う週刊誌記者町田里佳。東京拘置所の面会室でアクリル板を挟んでの交流が始まる。 この構図は『羊たちの沈黙』におけるハンニバル・レクターとクラリスを想起させる。事件のあらましを明らかにするというよりは、被疑者梶井真奈子の内面を掘り下げていくようなストーリーである。恥ずかしながらこの事件についてほとんど知らなかったので、Wikipediaで補完。 作中の被疑者梶井真奈子の『食』に対するこだわりと、登場する様々なグルメの描写に引き込まれた。まるで池波正太郎の作中における江戸のグルメの描写のようである。 いろいろなグルメが登場するが、最初のバター醤油ご飯の描写がいちばん惹きつけられた笑… ハッシュタグを表示
  • 2025年11月3日
    方舟 (講談社文庫)
    クローズド・サークルものとしてのトリックや、ラストのどんでん返しは確かに「おおっ」となった。 でもなぁ、登場人物に感情移入できなかった。犯行の動機もそれ?って感じ。 舞台設定にもリアリティが無いし。
  • 2025年10月31日
    滅びの前のシャングリラ (中公文庫)
    人類の滅亡を回避するでもなく抗うでもなく、その日を迎える人々…。 家族の絆…。 重なり合うそれぞれの物語が、凪良ゆうさんの美しい日本語で紡がれていく。
  • 2025年10月17日
    キングダム 77
    やっと一国『韓』を攻略。 前巻で繰り広げられた熱い戦いを経て、韓の王都を無血開城。 そして騰によって語られる王騎将軍の信への本当の想い。 …熱いものが込み上げる。 そしていよいよ李牧との決着へ…
  • 2025年10月16日
    殺人鬼フジコの衝動
    おもしろい。 彼女の過酷な生い立ちが、稀代の殺人鬼を生み出した。
  • 2025年10月16日
    孤虫症
    孤虫症
    いわゆるイヤミス 気持ち悪かった(褒め言葉)
  • 2025年10月13日
    座敷女 (ヤングマガジンコミックス)
    まだ日本に『ストーカー』という言葉も無かった頃、初めて読んで慄然とした記憶がある。 知らない女に付きまとわれる。 付きまとう理由もさっぱりわからない。 なぜ自分に…? そう思わないではいられない。 終わり方がちょっと不満だが、この作品はむしろ着地点よりもその過程を描きたかったのだろうなと…。
    座敷女 (ヤングマガジンコミックス)
  • 2025年10月13日
    豚の死なない日
    豚の死なない日
    簡素な生活を送るシェーカー教徒の家に生まれ育った主人公。父は農業と屠殺を生業としている、言葉少なく誠実な男。 主人公はふとしたことで可愛い仔豚を育てることとなり、ピンキーと名付けて可愛がる。 やがて訪れるピンキーとの別れ。そして父の死。 『豚の死なない日』とはそういうことなのかと腑に落ちる。
  • 2025年10月12日
    そして誰もいなくなった
    そして誰もいなくなった
    アガサ・クリスティ女史によるミステリー、そしてサスペンスの古典といっていいだろう。 孤島に集められた10人の人々。彼らは職業も年齢もバラバラだが、共通していることがひとつ。それは過去において悪事を働いたこと、そしてそれらが正当に裁かれていなかったということ。 孤島という閉鎖空間(クローズド・サークル)、そしてマザー・グースの歌の通り殺人は起き、一人死ぬごとに兵隊の人形が一体消えていく…。 果たして犯人は…? とても古い作品なのに面白くてページを繰る手が止まらない。 その後数々のミステリー作品によって模倣された原点といえる名作である。
  • 2025年10月12日
    リカ
    リカ
    リカ怖い。 顔が土色で臭くて…。そして不死身! 僕の脳内ではビジュアル的には望月峯太郎の『座敷女』でした。 主人公が悪いんだけど、とんでもない化け物を世に送り出しちまったなぁ…。 何しろこの『リカ』、このあとシリーズ化し、9作目まで出てます。 ①リカ ②リターン ③リバース ④リハーサル ⑤リメンバー ⑥リフレイン ⑦リセット ⑧リベンジ ⑨リボーン …ああ恐ろしや。
    リカ
  • 2025年10月12日
    凶気の桜
    凶気の桜
    青春、そしてバイオレンス。 渋谷で生まれ育った山口は、市川、小菅とともに『ネオ・トージョー』という結社を作り、ナショナリストとして活動している。若者たちのチャラチャラした(上辺ばかりアメリカナイズされた)文化や倫理観を許せない彼らは暴力でそれらを排除しようと活動している。 そんな中山口たちは右翼系暴力団の会長、青田に目を気に入られる。しかし山口たちの思いとは裏腹に、3人は抗争に巻き込まれていく…。
  • 2025年10月12日
    恋愛寫眞 もうひとつの物語〔小学館文庫〕
    『いま、会いに行きます』もそうなんだけど、市川拓司さんの書く女性って、儚くて、惹かれます。 この『恋愛寫眞 もう一つの物語』もそう。 『ただ君を愛してる』というタイトルで映画化されたけど、里中静流を演じた宮﨑あおいさんがとてもチャーミング。そして儚い。
  • 2025年10月12日
    美丘
    美丘
    ラブストーリーで恋人たちの片方が死んでしまう話はとにかくズルい。そりゃ泣くよ…。 …なんて思われてるって承知の上でそのテーマに挑んでくる作家さんって、やっぱりすごいんだなぁ。
  • 2025年10月12日
    私の骨
    私の骨
    高橋克彦氏によるホラー短編集。 表題作『私の骨』は、実家の床下から見つかった骨壷に、なぜか自分の生年月日が記されていたというミステリー。また『ゆきどまり』では、深夜の雪の山道で事故を起こしてしまった主人公が見つけた旅館での出来事。 じわじわとくる日本的な恐怖。
  • 2025年10月11日
    お梅は次こそ呪いたい
    前作に引き続き、健気に人を呪い続けるお梅。 しかし現代ではやはりお梅の呪いも通じない。 読みながらお梅の呪いが少しは効力を発揮してほしいと願うようになってしまった自分がいる。 映画『ドールハウス』では人形がとんでもなく怖い。山岸凉子『私の人形はよい人形』では、人形がちゃんと恐怖をもたらしているのに、お梅ときたら…。500年ほど前には呪いの日本人形のエリートであったはずなのに…。 …と、かわいそうにさえなっている。 でもおもしろい。
  • 2025年10月11日
    オーデュボンの祈り(新潮文庫)
    伊坂幸太郎による不思議な世界の不自然な物語。 最初は違和感だらけなのだが、だんだんとその世界を受け入れている自分がいた。
  • 2025年10月11日
    アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
    稀代のストーリーテラー伊坂幸太郎の真骨頂ともいえる作品。 伏線回収の見事さと時系列のミスリードが、緻密に計算され尽くしたストーリー。 『河崎』と『ドルジ』の関係に気づいたとき、全てが変わる。 記憶を消してもう一度読みたいくらい。
  • 2025年10月11日
    ゴールデンスランバー(新潮文庫)
    とにかくおもしろい! 選出されたばかりの首相が暗殺され、国家権力により犯人にでっち上げられようとする男がひたすら逃げ回る。 国家権力の力は恐ろしく、逃れようがない。しかし逃げ回る男を助けるのは「信頼と習慣」昔の仲間たちや宅配ドライバーとしての習慣と経験。 伊坂幸太郎らしい見事な伏線回収。 完璧なエンタテインメント👌
  • 2025年10月11日
    ホワイトアウト
    サバイバル、そしてアクション。 国内最大級のダムを占拠したテロリストたちに、たった一人で立ち向かう富樫。 雪山と、ダムという特殊な施設。 前半は少しずつダムの説明や犯人グループの様子が描かれ、ゆっくりと進むが、後半は孤軍奮闘する富樫対テロリストグループの怒涛のアクション描写。 富樫、お前、ちょっと登山の経験のあるただのダム職員だよなぁ…笑 いや、とにかく読み応えあり。
  • 2025年10月11日
    自選作品集 わたしの人形は良い人形
    怖い。 映画『ドールハウス』を観たら思い出して、再読。 日本人形って怖いですよね。 チャッキーとは違うんだよ笑
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