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シンジ
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@shinji
シンジです。 ミステリーが多いですが、ジャンルを問わず読みたいものを読んでいます。
  • 2025年10月11日
    オーデュボンの祈り(新潮文庫)
    伊坂幸太郎による不思議な世界の不自然な物語。 最初は違和感だらけなのだが、だんだんとその世界を受け入れている自分がいた。
  • 2025年10月11日
    アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
    稀代のストーリーテラー伊坂幸太郎の真骨頂ともいえる作品。 伏線回収の見事さと時系列のミスリードが、緻密に計算され尽くしたストーリー。 『河崎』と『ドルジ』の関係に気づいたとき、全てが変わる。 記憶を消してもう一度読みたいくらい。
  • 2025年10月11日
    ゴールデンスランバー(新潮文庫)
    とにかくおもしろい! 選出されたばかりの首相が暗殺され、国家権力により犯人にでっち上げられようとする男がひたすら逃げ回る。 国家権力の力は恐ろしく、逃れようがない。しかし逃げ回る男を助けるのは「信頼と習慣」昔の仲間たちや宅配ドライバーとしての習慣と経験。 伊坂幸太郎らしい見事な伏線回収。 完璧なエンタテインメント👌
  • 2025年10月11日
    ホワイトアウト
    サバイバル、そしてアクション。 国内最大級のダムを占拠したテロリストたちに、たった一人で立ち向かう富樫。 雪山と、ダムという特殊な施設。 前半は少しずつダムの説明や犯人グループの様子が描かれ、ゆっくりと進むが、後半は孤軍奮闘する富樫対テロリストグループの怒涛のアクション描写。 富樫、お前、ちょっと登山の経験のあるただのダム職員だよなぁ…笑 いや、とにかく読み応えあり。
  • 2025年10月11日
    自選作品集 わたしの人形は良い人形
    怖い。 映画『ドールハウス』を観たら思い出して、再読。 日本人形って怖いですよね。 チャッキーとは違うんだよ笑
  • 2025年10月11日
    イニシエーション・ラブ
    最初は騙された。 2回目読みつつ映画も観る。 …あ、そういうことかと腑に落ちる。 時系列が混乱して、改めて作家さんの脳内って恐ろしいなと思った。
  • 2025年10月11日
    神に愛されていた
  • 2025年10月11日
    BUTTER(新潮文庫)
  • 2025年10月11日
    ファラオの密室 (宝島社文庫)
    古代エジプトが舞台のミステリー。 登場人物の名前がなかなかややこしい笑 第22回このミス大賞受賞作。 エジプトの神様のことをもっと知りたいと思いました。
  • 2025年10月11日
    店長がバカすぎて
    果たして店長は本当にバカなのか…? …と、途中チラッと考えてしまった自分を呪いたい。 やはりこの店長はバカです。悪い人ではありませんが、一点の曇りもなく正真正銘のバカです。 ちなみに谷原京子さんも、変わった人だと思いました。 結論!みんなバカでおもしろい。
  • 2025年10月11日
    黒い家 (角川ホラー文庫)
    かつて友人に『怖いよ…』と紹介されて読んだ。 最初はやや退屈。しかしこれから牙を剥く絶叫マシンがゆっくりとレールを登っていくかのようにじわじわと不気味さが近寄ってくる。 後半は怒涛の展開。読みながら部屋の施錠を確認して回るという意味のわからない恐怖。呪いも幽霊も出てこないのに恐ろしいのは、それがただの人間だから。 ああ怖かった…
  • 2025年10月11日
    白い巨塔(一)
    重厚さゆえ読むのにも時間がかかったが、素晴らしい読み応え。 ドラマも良かったが、やはりこの原作の素晴らしさよ。
  • 2025年10月11日
    沈まぬ太陽(一)
    圧倒的な重厚感。 『三 御巣鷹山篇』は、520名が犠牲になった日航機墜落事故を描いている。事故の関連書籍は幾つか読んでいたものの、それでもやはり辛くて途中で本を置いた。 全篇を通じて国民航空という会社組織の理不尽さに腹立たしさと恐ろしさを覚えた。そして救われない主人公…。 このフィクションともノンフィクションともつかない小説。山崎豊子さんがおそらくとんでもない圧力に晒されながらこの大作を書き切った勇気は素晴らしい。
  • 2025年10月11日
    天使と悪魔 (下)
    天使と悪魔 (下)
    読むのは3回目くらいですが、都合よくいろいろ忘れるので、毎回楽しめます笑 トム・ハンクス主演で映画化されたラングドン教授シリーズの1作目(映画化は『ダ・ヴィンチ・コード』が先でしたが…) 映画も面白かったけど、(カメルレンゴを演じたユアン・マクレガーがよかった)約2時間に収めるのはもったいないストーリー。 ロバート・ラングドンは宗教象徴学を研究するハーバード大学の教授。まずその設定が秀逸。インディ・ジョーンズが考古学者という設定を彷彿とさせる。 『ダ・ヴィンチ・コード』 『ロスト・シンボル』 『インフェルノ』 『オリジン』 と、シリーズは続きます。 どれも面白かった😁
  • 2025年10月11日
    ダ・ヴィンチ・コード(下)
    ダ・ヴィンチ・コード(下)
    20年近く前のベストセラー。 初読のときは先が気になって、休日に寝ないで読んだ。 もちろん映画も観た。 このシリーズは実在の教会や史跡を謎解きの鍵にしているので、映像としてそれらを見ることができる(イタリアとかフランスとかなかなか行けないしね笑)という点でも映画はありがたい。 何回読んでも面白い!
  • 2025年10月11日
    インフェルノ(下)
    インフェルノ(下)
    ラングドン教授シリーズ第4弾。 相変わらず早い展開でテンポよく謎解きが続き、飽きさせません。 巻頭にいつも掲げられている「この小説に登場する芸術作品、文学、科学、歴史に関する記述は、すべて現実のものである。」という一文で、まず引き込まれる。 フィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブール…。 世界は行きたい場所にあふれてる!
  • 2025年10月11日
    オリジン 下
    オリジン 下
    ラングドン教授シリーズ第5弾。『オリジン』 相変わらずのおもしろさ……なんだけど、これ謎解きの主人公がラングドン教授(宗教象徴学者)である必要があるかな?って思っちゃいました。 『天使と悪魔』や『ダヴィンチコード』のときはラングドン教授の専門分野で、それこそワクワクしてたんだが、今回は「ラングドン教授の専門分野から外れたけど、やっぱりこの人はアタマいいのね。」って感じ。 今回はスペインが舞台で、バルセロナの街やガウディの建築など、心惹かれるものはたくさんあった。 物語の核心である人工知能が台頭してくる世界も、興味深くもあり、恐ろしくもありで、いろいろ考えさせられました。
  • 2025年10月11日
    囚われの山
    1902年に起きた、いわゆる『八甲田山雪中行軍遭難事件』をテーマにした歴史ミステリー。 『八甲田山雪中行軍遭難事件』といえば、映画にもなった新田次郎原作の『八甲田山死の彷徨』が有名である。『〜死の彷徨』はもう何度も読み返したくらいだし、1977年に大ヒットした映画も、何度も観ている。映画では三國連太郎が演じた山田少佐が、青森歩兵第五連隊に随行して、北大路欣也演じる神田大尉の指揮権を奪って隊を混乱に陥れたように描かれていた。原作小説も然り。自分もずっとそのイメージで捉えていた。 ところがこの『囚われの山』では、また違う視点で描かれている。歴史って視点を変えてみるとこんなにもガラッとイメージが変わるんだなと、改めて感じた。本作は歴史ミステリーとあるが、過去パートは筆者の緻密な取材の賜物で、とても読み応えがある。この事件に対する認識が偏っていたなと感じた。 真実は歴史の闇の中(それは時間の隔たりであると同時に、軍隊という特異な世界との隔たりでもある)で、到底知り得るものではないが、二つ(いや三つか)の作品を比べてみることで新たな視点を持ち得たことが良かった。 いつか八甲田山の八甲田山雪中行軍遭難資料館にも行ってみたいものである。…冬じゃなく夏に笑
  • 2025年10月11日
    最後の証人 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫)
    柚月裕子 検事佐方貞人シリーズ 柚月裕子は『孤狼の血』『凶犬の眼』『暴虎の牙』の三部作から読み始めた。きっかけは役所広司主演の映画『孤狼の血』だった。広島を舞台にしたヤクザ映画だが、役所広司演じる大上刑事と、松坂桃李演じる若い日岡刑事のバディ映画でもある。この2人、映画『トレーニング・デイ』のデンゼル・ワシントンとイーサン・ホークを彷彿とさせる。どちらの映画も先輩刑事がとにかく悪い笑 若い刑事はそのやり方に納得できないながらも、いつの間にかそのやり方を学んでいく。 『孤狼の血』シリーズ、おもしろいです。 で、その作者である柚月裕子の別の作品も読んでみた。『最後の証人』『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』の佐方貞人シリーズである。シリーズ化されるだけあって主人公が魅力的。若手検事の佐方貞人は、ヨレヨレのスーツにボサボサの髪で、見た目はさえないが、凄腕の検事である。佐方は様々な事件に検事として関わっていくが、その目は常に起こった事件だけではなく、それに関わる「人」を見つめている。その視点が鋭く、そしてやさしい。 『孤狼の血』シリーズは、一作目で大上刑事が消え、二作目からは日岡刑事の成長していく姿が描かれている。今のところこの三作品で終わりのようだ。 佐方貞人シリーズは、まだまだ続いてほしい。
  • 2025年10月11日
    盤上の向日葵
    盤上の向日葵
    『孤狼の血』に衝撃を受けて以来、柚月裕子さんの作品を幾つか読んだ。『孤狼の血』シリーズ3作。検事佐方貞人シリーズ、『慈雨』、に続いて本作。 自分は将棋はやらないので、どんなもんかな?って感じで読み始めた。確かに将棋を指す場面も多く、わからない箇所も少なからずあったが、それを差し引いても引き込まれた。 特に上巻では、後に天才棋士となる上条少年の生い立ちの凄絶さが描かれる。父親から虐待(DV、ネグレクト…)を受け、心を閉ざしていた上条少年が、唐沢との出会いで将棋の才能を開花させていく過程がよく描かれている。 刑事二人のパートを通して事件のディテールも謎も徐々に明らかになる。 事件を追う警察パートと、上条を中心に描かれる将棋パートとが、少しずつ交錯していくとともにぐいぐいと引き込まれた。 それにしても、ヤクザ、警察、検察、そして将棋界と、作者の取材力とその情熱には頭が下がる。緻密な取材あってこその心理描写。そしてどの作品でも世界に引き込まれてしまう筆力…。
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