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@____toi923
2025年10月11日
お誕生会クロニクル
古内一絵
読み終わった
借りてきた
私たちは皆、心の鏡に映る一瞬の幻を、現実と信じて生きているのかもしれない。親と子であっても、互いの幻影から逃れることはできない。(p47)
人は自分が受けたダメージには敏感な割に、誰かに与えたダメージには案外無頓着だったりする。
けれど己の咎に無頓着であればあるほど、報いは唐突にやってくる。まさに「サプライズ」だ。(p92)
たとえ認知症になっても、人の心根までが奪われるわけではない。(p353)
「お誕生会」は記憶がないけれど、病室で主治医が届けてくれた誕生日ケーキはいちばんおいしかった いちごのショートケーキ
