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𝘴𝘩
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@____livre923
  • 2026年8月16日
    コーヒーにミルクを入れるような愛
    作家だって社会にとって必要な仕事だと言い聞かせながら、それでも仕事着を見にまとう自分が恋しかった(p90) わたしはいつだってホットコーヒーのような愛に氷をたくさん入れてコーヒー牛乳にして飲ませてしまう人間なのに、(p127) そういう、自分の不幸だけを常に憐れんでほしいわたしの幼稚さに、きっと彼女は激怒したのだ(p172)
  • 2026年8月8日
    レインコートを着た犬
    どうしてだろう。犬だって笑いたいですよ。(p23) 世の営みに字幕が付いていないのが残念だった。(p64) 予告編こそ人生。人生は予告編だ。(p157)
  • 2026年8月1日
    犬を盗む
    犬を盗む
    偉そうに。安全圏から人の不幸を嘲笑う悪趣味な読者を対象にした、三流雑誌が。(p87) たかが犬、ではない。人間の欲求は必ずエスカレートする。(p204)
  • 2026年7月30日
    つむじ風食堂と僕
    小器用にこなすんだけど、愛がないっていうのかな。(p56) でも、本当はなくしてしまったことに気づいていないものがたくさんある。(p82)
  • 2026年7月25日
    殺める女神の島
    殺める女神の島
    殺人鬼と共に閉じ込められた、地獄のような楽園。(p186)
  • 2026年7月21日
    急に具合が悪くなる
    急に具合が悪くなる
    人生という線を断ち切ることができない以上、「理不尽」という未消化な意味づけを飲み込みつつ、人生は続いていきます。(p133) 自分の病気を喰って言葉を吐こうとする、思索する人間の業でした。(p173)
  • 2026年7月20日
    宇宙の片すみで眠る方法
    その頭を撫でてあげることは、二度とできない。(p168) 誰といても、保てるだけの自分というものがわたしにはない。(p284)
  • 2026年7月15日
    夜空に浮かぶ欠けた月たち
    そのときふいに、眉毛を整えるために使っている剃刀が目に入った。(p32) 「先生、私、また恋ができますか」(p114) 「資格がないと母親になれないのかな」(p216)
  • 2026年6月26日
    本屋さんのある街で
    本屋さんのある街で
    あなたが、あなたの場所で幸せでいてくれたら。(p71) 「どこに逃げたって楽にはならないんだよね」(p178) ぽぽぽぽとカブのエンジン音も軽快に、夕暮れの町へと走りだす。(p215)
  • 2026年6月21日
    噛みあわない会話と、ある過去について
    「(中略)親もただ親だってことに胡座をかいてると、いずれ子どもに復讐される時が来るよ」(p105) 価値観が違うことを、想像すらしてもらえない。(p128) 目障りでも、許してあげればよかったのに。(p205)
  • 2026年6月13日
    独り言の多い博物館
    引退が早すぎるのかどうか、は他人が決めることではありません。(p104) くすんだ赤みを帯びた夕焼けは、寂しさではなく重さなのだということに、気づくのは容易ではない。(p160) 残された者に深い悲しみを与えないように。たとえそれが本人の意思ではないとしても。(p220)
  • 2026年6月7日
    氷柱の声
    氷柱の声
    「(中略)わたしは十代を震災に捧げたんだ、二十代は震災を使って行きたいところに行ったっていいじゃないって、思って」(p40) 忘れてしまったことはもう同じ温度で抱きしめることは出来ない。(p54)
  • 2026年5月28日
    私の馬
    私の馬
    買われたら、もう乗れない。(p49) 死に近づくこと。それは誰かを愛する気持ちに似ている。(p136) 「馬は人に夢を見させる。あんたも俺も、その夢に取り憑かれた人間だ」(p138)
  • 2026年5月23日
    夜をめくる星
    夜をめくる星
    鈍感になればいい。ただ生き延びればいい。(p79) 「(中略)なんにも大事にしていなければ。大事でないものを踏みつけられたって、傷つかない」(p135) 「戦う人は美しいんだ。忘れないで。リリーのことだよ」(p209)
  • 2026年5月21日
    こりずに わるい食べもの
    この世界があれば生きていける、と感じさせてくれるものに出会えることは人生の恩寵のひとつだと思う。(p139) 美味しく感じる適量を知っていることも愛のかたちなのだと、軽やかに呪いを飛び越えていきたい。(p144)
  • 2026年5月16日
    本読むふたり
    たくさんの名作があることが嬉しい反面、そのすべてを読むことはできない。その事実に呆然とする。(p79)
  • 2026年5月9日
    でも、ほしい
    でも、ほしい
    付き合う、結婚する、子供を作る___。その一つ一つに意味を見出そうとすると、頭がおかしくなりそうだった。(p14) できなくても、そこまでしても、否定されても、みじめでも、でも私はほしいのだ。(p60) わたしの理想の条件がすべてカスタムされた男の遺伝子がほしいと思った。(p96)
  • 2026年4月24日
    植物少女
    植物少女
    急に母がいろんなものを失った人間に思えた。(p66) 母をゴミ箱のように扱っていた時代のわたしの業は、胸の中で数多くの硬いしこりになって、母を蝕んでいったのだ。(p177) .
  • 2026年4月23日
    べつに怒ってない
    「横断歩道じゃないのに、通りを渡ってるのも中年でしょ。渡りたくなったら渡ってるでしょ、私たち」(p71) あなたがレジで本を差し出して、その中で書店員がほくそ笑んだとしたら、それは、その人の企みに見事乗っかった時なのかもしれない。(p245)
  • 2026年4月22日
    赤い月の香り
    体臭を求めるってことがどういう執着かわかるだろう唯一無二の欲望だ。(p56) 「雨の日は匂いが押し寄せてくるんだってよ。匂いの記憶の蓋がひらくって言ってたな。」(p137)
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