
森々
@mori_hkz
2025年10月11日

聖獣王のマント (メディアワークス文庫)
紅玉いづき
読み終わった
異世界転生系のロマンスファンタジーで、主人公がすごい!特別!とはされるんだけど、力のない15歳の少女等身大で、たくさんのものを見て不遇な過去を乗り越え自分で道を選択できるようになる成長譚だから読んでいてストレスはない。ファンタジー部分もしっかりして、ロマンス部分も押し付けがましさがなくて好き。
一貫してこどもは無条件に大人が守るべきものというメッセージがあってすごく安心したのと、最後の「大事なことはたったひとりで決めなくても良い」という部分が良かった。
「幾久しく、王座が黄金であり続けますように」

