
阿部義彦
@xtc1961ymo
2025年10月13日
なんかいやな感じ
武田砂鉄
読み終わった
デビュー作「紋切型社会」から付き合い続けている論客の武田砂鉄さん。こちらは講談社の『群像』に連載されたものだそうです。あとがきでこの連載を始めるに当たって、叩き台となった未完の原稿があったそうと明かされます。それは橋本治さんの絶筆『「近未来」としての平成』前編で後編を書き上げるのは叶わずに亡くなられました。橋本治さん亡き後もその流れを汲む、内田樹やこの武田砂鉄により、精神のバトンは受渡された様にも感じます。この本では砂鉄さんの生きてきた足跡ともシンクロした、少し立ち止まる違和感に焦点を当てて、考える糸口に溢れています。


