
どうどう
@toutoutoudo
2025年10月13日
車輪の下
ヘルマン・ヘッセ,
高橋健二
読み終わった
「少年の日の思い出」を読み脳を焼かれた中学生の時に挑戦して何一つ理解できずに数ページで脱落した小説、車輪の下。読み終わりました。「少年の日の思い出」だって授業で解説されてやっと理解したんだから、身一つで向かい理解できるはずもなく本棚の肥やしとなっておりましたが幾度目かの引越しを乗り越えて脱落しないで残っていた奇跡。読める、読めるぞぉ!となり感動しながら、読んでたら普通に求心力すごかった。自身で自身の選択をできないこと。そのまま成長してしまったこと。初めて自分が選択した友情からの軋み。挫折。労働の苦しみ。死が希望となり生きながらえること。景色の描写が凄すぎる。ラスト。ラスト。ラスト。勘弁してください。





