
汐入
@yogishaninotte
2025年10月13日
読み終わった
古典の面白さって、その上に堆積している大量の解釈じゃないだろうか。
ドストエフスキーの五大長編の解説書、だけれどもメインは「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」で残りの三作についてはちょっと駆け足気味なのは否めない。でもあらすじやテーマは十分押さえられる。山川世界史レベルの19世紀後半のロシアの状況を覚えておければ、まずバックグラウンドのロシア文化史についてもおいていかれずに済むと思う。
「マンガで読む〜」タイプでざっくりあらすじだけ理解するよりかは、ポイントとテーマを押さえている分、こっちを読んだ方が内容含めて身につきそう。

