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汐入
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@yogishaninotte
  • 2025年8月5日
    プラトンと反遠近法
  • 2025年7月28日
    南極で心臓の音は聞こえるか
    研究者エッセイ本は、研究への熱意や専門知識、経験を疑似体験するのが楽しみの一つだと思うのだけれど、「終」で人生のペーソスというか、Life goes onをしみじみと感じさせてもらえるとは思わなかった。
  • 2025年7月23日
  • 2025年7月23日
    「モディ化」するインドー大国幻想が生み出した権威主義
    インドがえらいことになっとる、というのが無責任な感想なのだけれども、この「いつの間にかとんでもないことになっていた」という感覚はナチス・ドイツであれプーチン政権下のロシアであれ、一定数の市民が味わったものじゃないだろうか。 ムスリムを中心とした少数民族の迫害、言論の自由の制限、エビデンスと専門知の軽視etcを示した後に、インド国民の大半はモディが主張する偉大な国インドを信じ、支持している…… 反面教師的に、マスコミをちゃんと機能させ、市民が基本的人権を尊重した世論を醸成し、口先だけの気持ちいいスローガンに乗らないようにしましょう。そうしないと人が大量に死にます!というのを見せつけてくる本だった。
  • 2025年7月19日
    愛と欲望のナチズム
    ナチスが性的な欲望をいかに国家統治に利用したかを論じた本。注釈と参考文献のページが多いので厚さに比して本文自体はさらっと読める。 ナチスといえば人種差別と強制収容所だけども、この本のメインは性、愛、生殖なのでもっぱらゲルマン民族を対象にした政策の話になっている。そういうわけで他民族、他人種の人権を蔑ろにする者は自民族の人権もゴミみたいに扱うという例がこれでもかと出てくる。あれだけ特別視していたゲルマン民族に対して奨励するのが自分たちの「繁殖」と「育種」(原文ママ)ってなんなんだよ…… ナチス・ドイツ自体はもう100年近い昔のことになってしまったけど、現代でも十分足を掬われそうな言説がたくさんあり、げんなりしつつ薄氷の上に私たちは立っているのだなあと思わされた。
  • 2025年7月19日
    差別する人の研究
    差別する人の研究
  • 2025年7月16日
    現代南インドの女性たち
    カーストは4つしかないわけじゃないしインセスト・タブーの範囲は民族で全然違う、というのが一番印象に残ったポイントだった。 主に南インドのナガラッタール・カーストの人々の事例を追っているけれども、序章のカーストとはどういったものなのかの説明が勉強になったので、そこだけでもおすすめ
  • 2025年6月15日
  • 2025年6月3日
    抽象の力
  • 2025年5月29日
    イラクサ姫と骨の犬
    イラクサ姫と骨の犬
  • 2025年5月21日
    王朝奇談集
    王朝奇談集
  • 2025年5月21日
    戦場の精神史
    戦場の精神史
    だまし討ちは裏切りなのか?を主題に合戦場における武士の倫理観を探った全3章と近世から近代にかけての「武士道」の変遷をたどった全4章の本。 とにかく平安末から戦国時代にかけて恒常的に戦があり、戦の存在を当然視するなかで育った倫理観が江戸時代に入って急展開する様が面白かった。 葉隠やら新渡戸稲造の武士道やら、あれをベースにした自己啓発系やビジネス系の本は絶対信用ならんなと改めて思える、武士道思想の変遷を歴史的に解説した本でもある。
  • 2025年5月19日
    ヤクザと日本人
    精神分析ってどうなんだろうか……という気持ちがあるので論旨はあまり納得できないところが多かったけれども、筆者がヤクザ専門雑誌の記者なだけあって、折々引用される当事者の証言が面白い。証言集として楽しんだ。
  • 2025年5月18日
    イングランドを想え
    イングランドを想え
    1905年、ロンドン近郊が舞台の海外BLロマンス小説。「クィア」がかなり自覚的なキーワードになっている。いかにも「クィア」な見た目で周囲から浮いているキャラに対して変態呼びする意味で「クィア!」と罵倒する場面もあるんだけど、そのスタイルの彼こそが彼自身なのだと物語内では肯定されている。 私も物凄いBL読みというわけではないんだけど、ヘテロにしか見えない男同士による受け攻めセックスポジションが明瞭な作品が大多数の中でこの作品は新鮮だし、もっとこういうゲイ表象に真面目な作品が増えると良いなと思う。
  • 2025年5月18日
    ケルン市警オド 7
    エロイカは長すぎて手をつけてないけど、ケルン市警オドと修道士ファルコは読んでる
  • 2025年5月17日
    伯爵と三つの棺
  • 2025年5月16日
    トワイライトII 下 (ヴィレッジブックス F メ 1-4)
    中学時代読んでいた大ベストセラー・ロマンス小説 いま読み返すと感性が俗世に染まってしまい、そんなに1人に依存すんのは危ないて……とロマンスとは別の意味でハラハラしてしまうのだが、でもここまで過剰な直情的なトーンだからこそ思春期に夢中になったんだよなあとしみじみした。
  • 2025年5月15日
    停電の夜に
    停電の夜に
    短編集なのだが、表題作「停電の夜に」が一番印象に残った。全体的に傍観者の視点で淡々と進む話が多い中で、この話は視点人物=主人公の精神的ドラマになっている。 ラストシーンの夫婦のやるせないやり合い、最後の一文にじんとさせられた。
  • 2025年5月14日
    水の流れ
    水の流れ
  • 2025年5月14日
    国籍のゆらぎ、たしかなわたし: 線をひくのはだれか?
    国籍のゆらぎ、たしかなわたし: 線をひくのはだれか?
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