KAZU
@Reads-2501
2025年10月17日
アルジャーノンに花束を新版
ダニエル・キイス,
小尾芙佐
読み終わった
読書メモ
切ない結末。辛い気持ちになるけど、何処か心温まる不思議な感覚を味わえた。
圧倒的な知能を手にした人間の人生は、
幸せになるのか。そんな問いを持てた。
→手術によって知能が向上していくチャーリィ
が様々な人間関係の中で、愛情や憎しみ、喜びと孤独を通して、チャーリィ及び人々が持つ心の多様さや尊さを味わえたと思う。
知能が向上し、それが文体に表れ、経過報告のにチャーリィの知的さが表現され、やがて、知能や身体的機能までも退行し、手術する前に戻ってく流れが小説の構成としてスムーズだった。