K.K.
@honnranu
2025年10月16日
【「新青年」版】黒死館殺人事件
小栗虫太郎,
山口雄也,
新保博久,
松野一夫
読み終わった
ミステリー
名作
小栗虫太郎
松野一夫
新青年
探偵役法水が話している間は基本何について喋っているのやらわかったものではないのだけど、読み終わってみると意外やミステリー的に面白かった。読んでいる間、なんとも言えない愛嬌を感じられ、本作が100年近くもの間愛されてやまない魅力を垣間見た気分。
日本ミステリー史的な碑石としては、『姑獲鳥の夏』『翼ある闇』『ジョーカー』などペダンティックミステリーという形式を発明した点が評価出来る。面白いけど読まなくて良い(読書を楽しみたいなら上記近作が望ましい)。途中何度も内容を理解しないまま斜めに読み進めそうになったものの、これを読み返すのは御免の気持ちで完読。註がなければ読み切れなかったと思うので、山口雄也さんには感謝が絶えない。

