
jirowcrew
@jirowcrew
2025年10月17日
ちょっと開いた
「インド相には、インドを政党政治の政争の具にせず、インドを世界的視野から見られる物がふさわしいということで、インド経験がなく、またインドと関係の深くない人が任命されるのが慣例となった。インド省の経費はインド政府が負担したので、インド省は本国大蔵省の財務的拘束を受けなかった。」
p.105
「公務に関する限り、中流階級はインド支配の最大の受益者であった。中流階級はインド公務に就くため、公開試験を突破する努力をし、合格に見合う報酬を得た。インドの植民地統治は向上心の強い中流階級の上昇エネルギーを巧みに吸い上げたし、それによって維持されたと言えよう。」
p.165
