
まいける
@bluesky42195
2025年10月18日

地の星
宮本輝
読み終わった
感想
宮本輝
『流転の海』分厚くて、どうしようか迷ったが、一度踏み込んでしまったらやはり元には戻れなくて第二弾。
故郷、宇和島に帰った熊吾の話。
和田茂十の選挙参謀をするが、その和田茂十がガンになったり、ダンスホールをつくるが、妹の夫がホールの窓から転落して亡くなったりと身近な人が亡くなっていく。
それだけではない。幼馴染の伊佐男が部下に裏切られ、部下に殺される前に拳銃自殺を図ってしまう。これも熊吾が疑われてしまう。
大阪に戻ってまた商売を始めようとするところで終わる。
豪放磊落でチャーミングな熊吾だが、妻への暴力は読んでいてつらい。
息子(宮本輝)育っていくのが楽しみ。


