
ほくゆ
@hk_ou_yu
2025年10月20日
極夜の灰
サイモン・モックラー,
冨田ひろみ
読み終わった
小島監督おすすめ本。1967年、グリーンランドの基地で不可解な火災事故が起こる。同じ場所で焼死したにも関わらず、一人は無惨な焼死体が残り、もう一人は灰と僅かな歯、そして骨しか残らなかった。主人公の精神科医ジャックは、ただ一人生き残った兵士・コナーに話を聞こうとするが……
という出だしのミステリー小説。希望とは、空想と現実の均衡を保つこと、その均衡が崩れると、ひとは妄想に苦しむことになる……という見解が印象に残りました。スパイアクションが少し効いている正統派ミステリー。面白かったです。
