
ほせ
@coffee_dog
2025年10月21日
読み終わった
ずいぶんと前に買った本で一度読んだはずなのに、全く内容を覚えていなかったので再読した。読み進めると案外覚えているもので、記憶と結末の答え合わせの感覚で楽しめた。
食堂の店主とお手伝いがご飯にまつわるちょっとした謎を解き明かす物語で、主に店主がお店の傍ら開催するお料理教室が舞台となる。とにかく料理の描写が素敵!出来上がるご飯が美味しそうというのもあるけど、食事に対する考え方が素敵で苦手意識がある自分も料理に挑戦したくなる。
ちょっとした謎の部分も心温まる。出てくるキャラクターも完璧人間ではなくて、ちょっとした苦味がある人も出てくる。だけど不快になるほどではなくて物語のアクセントになっていて絶妙だなと思った。靖子先生みたいな少しミステリアスでおおらかな人になりたい…
