神保町古本市が雨で中止になってしまって、 それでも本屋さんを巡るのはなお楽しい。 なんとなくその昔、夏の庭と共に読んだ気がしていて、 ずっと合わなかったな、と思っていたけれど、 本の中でなぜか何度もすれ違って、今日、新刊の発売に合わせて特集をしていて、手に取った。 帰りにカフェに入って、一気に最後まで読んだ、この本は、今読むもので、出会うものだった。 愛おしい本、大好きな本、宝物、あとがきのささやき声に耳を傾ける。