読書日和 "死にそうだけど生きてます" 2025年10月26日

読書日和
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@miou-books
2025年10月26日
死にそうだけど生きてます
著者であるヒオカさんがnoteに投稿した『私が"普通"と違った50のこと』という記事が大反響を呼び、書籍化されたものとのこと。 テレビか何かでヒオカさんの書籍、視点が紹介されていて、気になって図書館で借りてきました。(そしてもう1冊予約中) かなりの貧困世帯出身で、親戚は中卒が普通、高卒は贅沢・・・という環境で育ってきて。貧困のレベルって・・?と思えば ・高校の制服が買えない ・お金がかかるから部活に入れない ・もちろん習い事なんてできない ・中古1円の参考書で受験勉強 ・夏の底辺シェアハウスはベランダで寝る ・医療費が不安で自主退院 ・コロナ禍でも外で働かざるを得ない etc. 見えてなくても、実はこんなに苦しんでいて不安な人がいることが見えていないことに嫌でも気づかされる。 生活保護バッシングも弱者がさらに弱者をたたいたりと、自己責任論が根深い日本ではなかなか解決しそうもないよな、と暗くなったり。 確かにサラリーマンやってると、「給料からこんなに絞り取られてるのに、働かなくてもいいうえに、何か給付が出たらそっちばっかり」って本音では不満も出たりするけど、それで給付を受ける側を恨んだりするのはお角違いなんだよねぇ。ちょうどこの本と一緒に読んでいた本が、シングルマザーや弱者を支援する立場の方が著者で思ったけど、自己責任って言って片付けようとするのは、想像力の欠如かな、と。身近に困っている当事者がいなくて、その困り度合いの想像がつかないんだな、と。(自分も含めて) 著者のヒオカさんが感情に任せて恨み節だったり美談にせず、あくまで自分の経験を圧倒的な文章力で共有してくれている、そして次の世代に生まれた環境でのあきらめ、というのを継続したくない、自分の夢もまだまだかなえていきたいという明るい視点を持っていることに、読んでいるこちらも励まされる。 俺たちの若いころはみんな貧乏だったんだよ、甘えなんだよ!とか、未だに言っている政治家にも読んでほしい!!
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