かのひろ "良い戦略、悪い戦略" 2025年10月26日

かのひろ
@kanohiro0722
2025年10月26日
良い戦略、悪い戦略
良い戦略、悪い戦略
リチャード・P・ルメルト,
リチャードP.ルメルト,
村井章子
・良い戦略には3つの要素で構成されている。診断・基本方針・行動 ・アップルとイラク戦争の例から複雑なことをしすぎるのではなく単純であることが大事とした。複雑な組織であるからこそたくさんやるのではなくシンプルにして『何をやらないか』を意思決定することが大事 ・悪い戦略は4つの特徴があり、①空疎である②重大な問題に取り組まないさん③目標と履き違え希望的観測を機語っている④間違った戦略を掲げている ・空疎であるについては専門用語等を使い複雑に見せているが、複雑なことをわかりやすく説明できる方が大切。 ・重大な問題に取り組まないものとは、自分の組織の現在の問題等以外に目を向けているものである。 ・悪い戦略が、世の中に蔓延る理由としては、戦略を掲げることは世の中で大事だとは言われているが手順が正しく理解されていないことや、見かけの良い戦略を掲げようとして本質から外れているケースが見られる。 ・良い戦略は核がしっかりしているもので、しっかりしているとは①取り組むべき課題を見極める【診断】が適切にできており、②診断で見つかった課題にどう取り組むかと言う大まかな【基本方針】③そひて、一貫性と具体性のある【行動】の3点が大切である。 ・テコ入れ戦略や鎖構造の部分からまずはどこに着手を行なって行くのかを明確にすることが大切。様々な問題を一気に対処することは人間として気が散り難しいので行うべき部分はどこからかを明確にする。そして、しっかりと当事者が遠く見えづらい目標ではなく、現実味のある近い目標を掲げる。 ・自社の方針や行動をコーディネートし、適切なターゲットに集中する戦略をフォーカス戦略と言う。クラウン社(缶)のケースのように他社と違い小回りの利く経営で利益を上げるケース。 ・ビジネスにおける競争優位性とは他社よりも優れており、簡単に真似されないような要素 ・競争優位を活かす戦略は四つであり、深める・広げる・需要を増やす・模倣を阻むような隔離メカニズムの強化 ・変化のうねりに乗り事業の優位性を高めていくことが大事である。うねりを察知するためのヒントは5つあり、固定費の増加・政府の規制緩和・将来予測におけるバイアスの察知・既存企業の反応・収束状態を見通していくこと野である。 ・業務の慣性は今まで行なっていたことを当たり前だと思い込み正しい判断ができないことである。実際の仕事でも良く起こりがち。 ・文化の慣性を変えるためには価値観を変えて少人数の集団が日々監督指導し、矯正することによって定着する。 ・戦略とは仮説であり、既存の知っている知識からの予測や推測などから起こりうる。そのために知りうる知識は知りに行きつつ、確実に成功するものはないため実験等を行いながら精査する必要がある ・新たな事業をおこして利益を上げようとする時には他人では入手できない希少情報を持ってることが重要 ・戦略を思考するテクニックは、3つあり、一つ目はカーネルに立ち返り診断・基本方針、行動計画の順序で施行する二つ目はなぜその戦略を実行するのかの要因を明確に抑える、三つ目は最初に考えた案を破壊し、自身の尊敬する人間であればどのような意見をするのかを思考して考えること ・を
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved