
Suu
@suu-jkt
2025年10月27日

アカペラ
山本文緒
読み終わった
図書館本
本をあまり読まない20代でしたが、山本文緒さんは好きな作家さんだった。
あれから時は経ち、ひさびさに図書館で目にしたので読んでみた。装丁に覚えがなかったが3つの短編のタイトルが書かれた目次をみて、かつてこの本を読んだ記憶が蘇った。
特に3話目の『ネロリ』という話。
細かな内容は思い出せなかったが、この話がすごく好きだったような…と『ネロリ』から読み始めた。
40代になった今も私はこの話が大好きだった。ラストの内容はすっかり忘れていたので、また新鮮な気持ちで読むことが出来た。自分の記憶力の無さに感謝!
ネロリという言葉をこの物語で知り、アロマオイルを探したこと、Swiss Missのココアが飲んでみたくて探したこと…そういえばつい最近、私は常夏の国でSwiss Missのココアを見つけて懐かしい気持ちになって買ったのだった。
懐かしさの理由は忘れていたけど、偶然またこの本を手にしたことで伏線を回収した気持ちに。
この話を分かち合える人がいないので、ここに1人同窓会のような気持ちを記録。
山本文緒さんの作品はすごく感情移入が出来る。
だからこそ『アカペラ』のたまこと同じ年齢の子をもった今、しばらくは寝る前にたまこのことばかりを考えてモヤモヤしそうな気がしている。
この表紙の子がたまこなのかな。かつて手に取った時は、ししゃもかな?魚が2匹ならんでいたものだった。
改訂版の表紙を見て、よりリアルにたまこのことを考えてしまい…辛い。
腕のタグに魚が2匹!ちょっと嬉しい発見💡
