ひろ子はん "国盗り物語 4" 2025年10月28日

国盗り物語 4
国盗り物語 4
司馬遼太郎
読んでる最中やったけど、少し前にラジオで、司馬遼太郎は(文才云々おいといても)当時の平均通勤時間を調べて、電車を下りるまでに1章読めるように計算されていると知った。すごい!モノ書き恐るべし。 斎藤道三・織田信長それぞれ前編・後編の計4巻。長編の割に中だるみせずに読めた。 道三を詳しく知らんこともあって(昔大河ドラマでしたらしいが知らん)1・2巻はワクワクと引き込まれるように読めた。 それに対して3・4巻は信長編というより明智光秀編な印象。こちらは5年前の大河「麒麟が くる」を始め色んな映像作品を見知っているので、展開を楽しむというより確認しながら読み進めた感じ。 『敵より怖いアホな上官』という格言?があるけど、戦場で命のやり取りをする時代は仕えた「殿」で人生というか寿命も変わる時代。 登場人物が上司なら…と考えると、道三は魅力的やけど、信長も光秀も堪忍して欲しいなぁ^^; 冷静で思慮深いはずの光秀も、最後で暴走してもったいないなぁと。 仕事ぶりや人望もやけど、人である限り(特に人の上に立つのなら)最後の最後は性格が大事かもね。。 個人的には、細川幽斎(藤孝)の下で働きたいかな。舞鶴贔屓なんはおいといても。うん、機会があれば幽斎さんの本読んでみたい。 ご近所のばーちゃん(もう鬼籍に入ったはる)からいただいた文庫本。 バーコードもない時代(昭和52年第18刷やて^^;)の読んだどw #読んだら断捨離
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