
Bruno
@macchoca
2024年2月8日
Chatter(チャッター)
イーサン・クロス,
鬼澤忍
読み終わった
この本は、僕がこれまで無意識にやってきた「立ち直り方」を、言葉として見える形にしてくれた。
新しい発見というより、「そうそう、これだ」と腑に落ちる確認の連続。
心の中のノイズ——チャッター。
それは思考の渦であり、自分の声に溺れる危険な波。
僕はその波を、俯瞰という舟で渡ってきた。
自分を第三者として見る。
時間を伸ばし、感情の瞬間から離れる。
すると、怒りも迷いも、ただの通過点に変わる。
闘う相手は他者ではなく、自分の内側にある雑音。
それを鎮めたとき、思考は静まり、行動は冴える。
プラセボのように、信じる力が現実を変えるのなら、
人は自分をどう信じるかで、世界の見え方すら変えられる。

