
Bruno
@macchoca
2024年1月12日
『迷路の外には何がある?』 --『チーズはどこへ消えた?』その後の物語
スペンサー・ジョンソン,
門田美鈴
読み終わった
前作で迷い続けたヘムが、今作ではついに「動く」。
その背中を押すのは、ホープという名の“問い”だ。
ホープは答えをくれるわけではない。
ただ、立ち止まった心に「考える余白」を与える。
だからこそ彼女は、導くというよりも、気づかせる存在。
現実にはホープのような人は現れないかもしれない。
けれど、ページの中には確かに彼女がいる。
この本こそ、僕らにとってのホープ。
迷ったときに淡く煌く、内なる声。
あとはヘムのように、
勇気を出してその一歩を踏み出すだけだ。