
Bruno
@macchoca
2024年1月10日
チーズはどこへ消えた?
スペンサー・ジョンソン,
門田美鈴
読み終わった
読む人の数だけ、チーズの意味がある。
成功、愛、安心、自由。
それぞれの心が求めるものが、
この物語では“チーズ”として姿を変える。
けれど本当の問いは、
「チーズを得ること」ではなく「迷路の外には何があるのか」。
そこに気づくと、この物語は急に自分ごとになる。
変化を恐れる自分、執着する自分、諦めきれない自分。
そのすべてが、迷路の中で彷徨うヘムやホーそのものだ。
この本は教えてくれる。
人生の“出口”は探すものではなく、
自分の中に“つくる”ものなのだと。