
Bruno
@macchoca
2023年9月19日
方法序説
デカルト,R.,
谷川多佳子
読み終わった
学問とは、他者の知識を集めることではなく、
自らの思考で世界を組み立て直す行為。
デカルトは、積み重ねられた権威の山を一度崩し、
自分という一本の街道を切り拓こうとした。
真理は、誰かの言葉ではなく、
自らの理性が導く「確かさ」の中にある。
だがその理性すらも、常に曇る。
だからこそ、疑い、記し、考え、説明する。
学ぶとは、他人の知を借りず、
自分の思考を鍛え、磨き、観察すること。
完全な証明は不可能でも、
自分のバイアスを知ることが、
真理へと至る唯一の道である。