
Bruno
@macchoca
2023年5月25日
利己的な遺伝子 40周年記念版
リチャード・ドーキンス,
垂水雄二,
岸由二,
日高敏隆,
羽田節子
読み終わった
私たちは生きるために遺伝子を運ぶのではない。
遺伝子こそが、生き延びるために僕らに運ばせているのだ。
そう気づいた瞬間、世界が反転した。
生き物とは、生命の主人ではなく、精緻に組まれた遺伝子の乗り物。
思考や文化さえも、ミームという情報の複製子が操る。
だけど人間には、逆らう力があると思いたい。
ミームを創り、更新し、再定義する力。
常識を疑うことは、ミームへの反逆。
進化の最前線に立つのは、意識そのものではないか。
「僕」という存在が、誰のためにあるのか。
この本は、その問いを突きつけてくる。