きらた "矢上教授の午後 (祥伝社文庫..." 2025年11月1日

きらた
きらた
@kirata
2025年11月1日
矢上教授の午後 (祥伝社文庫)
特筆すべき点は、本作では章の数が50との膨大な数になっている事か 古ぼけた研究棟、そこに居合わせた人々 それは普通の、1部の人にとっては切羽詰まった状態ではあったが、それでもいつもと同じような1日になるはずだった しかし突然降り始める雨、そして―― 群像劇にも似た数々の視点と彼等の行動が、一見関わりの無さそうな事でさえ、話が進むに従って組み合わさっていく心地良さ 悲喜交交で進む話は時に失笑や苦笑が浮かび、完璧でないキャラ達に人間味を与えている シリーズ2作目を先に読んでしまったが(こちらはシリーズ1作目)、特に読む順は決まっていないようで良かった〜 ε-(´∀`*)ホッ
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