きらた "火の接吻 (扶桑社文庫 S ..." 2025年2月26日

きらた
きらた
@kirata
2025年2月26日
火の接吻 (扶桑社文庫 S 3-1)
画家の松原が自宅で焼死した 火事の原因は松原の息子を含む3人の幼児の火遊びとされた それから26年後、成人した彼らは連続放火事件をきっかけに過去の記憶を掘り起こして行く サスペンス寄りのミステリ 消防士、刑事、犯人の視点が絡まりながら、現在の連続放火事件と過去の事件が進んでいく 昭和の香りは強いが、読み易い文体 2000年代辺りに海外でも出版され、絶賛されたらしいが、読みはじめると納得 漂う空気がレトロな海外ミステリを彷彿させる 序盤が少しもったりしてるように感じるのが惜しいと言うか、勿体ないと言うべきか 意外な人物の死から先が、やり過ぎと感じる位、作者の掌でクルクルさせられる ちょっと無茶な気もするが、楽しいから良いんだYO!! 今の時代では多分書けそうもない話 あの時代だから生まれ出た作品を楽しめる事に感謝したい
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