
きらた
@kirata
2024年12月5日

いざ言問はむ都鳥
澤木喬
読み終わった
再読
大好きな本
何度も再読
植物学科の助手、沢木敬が捉えた日常の何気ない事象が次第にミステリへと変貌していく連作短編集
1冊丸ごとの再読は数年振り
敬意や畏怖や羨望と言った感情が肌を撫でて行き、どこか落ち着かないが嫌ではない感覚を抱いて本を閉じる
あぁやっぱり好きな本
(以下はヲタク語り風の早口をイメージして下さい)
ワンシーンだけ、ひとつの短編だけ、と割と何度も読み返す(眺める)事がある作品
スカッとパキッと明確になって終わる作品ではないので、好き嫌いが分かれそうですが、この作品は、それまでの事全てがあわあわと曖昧に溶けてしまうような終わり方も、主人公の立ち位置‥うーん‥主人公の存在そのもの?を現してて、言葉が出ない‥‥んー!
最後まで読み終わると、最初の話でフィールドワークの時に“怖い”と呟いて放心したシーンが脳裏にプレイバックするんですよね
この話ってこういうことなんだよねー!って感じかな?
※個人の感覚なので異論反論は認める
自然に比べたら、人間なんてちっぽけで愚かな存在なんだよ
そして、ちっぽけで愚かだから足掻きながら生きていくしかないんだよ