
𓇌𓅱𓇌
@dccxxiv___
2025年11月6日
読み終わった
再読
p.153
新しい生命など産まずに、ずっと生き続ければ良いのに。
もしそれが可能になれば、人はもう子供を産まないだろうか。
永遠を手に入れることで、愛情は退化するだろうか?
どうも、理路整然とした理屈が見つからない。
p.154
そもそもが、自分たちの模倣を繰り返し、自分たちの外側に類似を見出そうとしている。それはつまり、破滅への確かな道。人は、自分たちに代わる者を見つけて、死にたがっている。
そう、生きようとする幻想は、つまりは、死への憧れなのだ。

