べべこ
@bebeko
2025年11月6日
ふがいない僕は空を見た
窪美澄
読み終わった
生々しいと感じると心がざわつき、その経験が積み重なるとその不快なざわつきを避けるために生々しいものを避けるようになった。
友人に勧められて手に取ったが心がざわつき、ざわつくのが分かっているのに読み進めてしまう、そんな本だった。生々しく、鮮やかで繊細で、でも身近な存在たちの話で。また手に取れるかは分からない。歳を重ねる毎に臆病さが増す。昔ほどの無謀さがなくなってきたと感じた。


べべこ
@bebeko
この生々しさによるざわつきが何なのか人にこう説明していて少し腑に落ちた。
「身近にいそうな市井の人、接点はなさそうだけどもしかしたら自分もそこにいたかもしれないような人の他の人には話せないじんわり後ろ暗い内容なのでダメージが大きい」