sy "今日の空が一番好き、とまだ言..." 2025年11月8日

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@yo-mu-sa
2025年11月8日
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は (小学館文庫)
100%ピュアな恋愛小説 そしてそのストーリーの合間に、 亡くなった祖母との思い出、親友、バイト先、訪れるカフェ店主…周りにいる人たちとの温かい関わりが描かれる心温まるお話。 この小説の紹介文を書くと、そんな感じで そこに、ジャルジャル福留秀介が著者であることへの繋がりがあまり感じられない。 でも、読めばわかる。 とにかく会話劇が秀逸。最高。 涙する瞬間が何度かあったし、胸が痛くなる展開もあったけれど、 彼の紡ぐ登場人物たちの会話が面白すぎて、そして優しさに溢れていて、最後まで一気に読み終えた。 芸人さんって、コントできる人ってすごい。 こういう会話劇をひたすら練っているのか…と。 お笑い番組をほぼ見ないけど、 芸人さんだからこそ書ける小説があるのだと改めて感じた。 だから又吉さんの作品も私は大好きだったんだと気付く。 とにかく、いい作品。 彼らのコントも見てみたい。
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