
かいわれ
@iskaiware
2025年11月11日

読み終わった
いわゆる「就活本」に書かれている内容を戦前から2022年ごろまで追い、学生側や企業側の意識や採用・就活戦略の変遷などを追った一冊。
タイトルの「就活メディア」からナビサイトについての細かめの歴史や知見が得られるものと期待したが、一般的な内容に留まっている印象である。他にもナビサイトが運営する斡旋・紹介事業が有するマッチング機能への懸念や課題の提示が本質的でない等、ナビサイト関連については些か掘り下げ不足な印象を受けた。
これは同時にオンラインサービスを事後的に振り返る難しさのあらわれではないだろうか。
就活本の歴史は自己啓発本の歴史と近いようにも見受けられたので、牧野智和先生の自己啓発本を研究した本も読みたくなった