kota
@kotakota5
2025年10月29日
H・P・ラヴクラフト
スティーヴン・キング,
ミシェル・ウエルベック,
星埜守之
読み終わった
感想
ウェルベックによるラブクラフトの評論集。書かれる内容はラブクラフトの経歴について少し調べればわかる程度の内容だが、流石にウェルベックの処女作であり、後の闘争領域の拡大など諸作品に繋がる萌芽、(さらに悪いことに、自由主義は経済的領域から性的領域にまで拡大してきた。)などの一文があり、ウェルベックの作品を読む上で一つの足掛かりとしてかなり有用であり、本を読む人間、の中でもウェルベックを好んだりする私のようなとある人種ならば思わず頷く、共感を感じる文章もある。
