jirowcrew "風と光と二十の私と・いずこへ..." 2025年11月11日

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2025年11月11日
風と光と二十の私と・いずこへ 他16篇 (岩波文庫)
「モラルがないこと、突き放すこと、私はこれを文学の否定的な態度だとは思いません。むしろ、文学の建設的なもの、モラルとか社会性というようなものは、この「ふるさと」の上に立たなければならないものだと思うのです。」 (『文学のふるさと』) 自身の経験のうちに、説明のつかないもの、理由のない出来事、どうにもならない傷があるということ。 それを「ふるさと」と呼ぶ著者の感受性に、あらためて圧倒される。何度読み返しても胸が締め付けられ、目頭が熱くなる。
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