
柿内正午
@kakisiesta
2025年2月24日

ロマン
ウラジーミル・ソローキン,
望月哲男
読んでる
「ああ、おじ……おじさま……うわっはっはっはっ‼︎! アントン叔父様!」
「なんだ、おいどうした」アントン叔父もにやつきながら呟く。
「おじさ……いやもう……たまらない……はっはっはっ!」
「気をつけろ、喉をつまらすぞ!」
「いやまた……ほんとに……はっはっはっ! おっほ……」
「ローマ……うっふっふっふ……ロマン……やめてくれ……へっへっへっ」
「うっはっは! おっはっはっ‼︎ おじさ……おっはっはっ!」
「ローマ……えっへっへっ……ローマ……へっへっへっ……馬車を……馬車を壊すなよ……」
「いやあ……はっはっはっ‼︎!」
「へっへっへっ……へっへっへっ……へっへっへっ」
p.244-245






