織
@_sola_ni_ne
2025年11月13日
青春とシリアルキラー
佐藤友哉
読み終わった
今回新刊を出すのがホーム社からなので、積んでいた本を引っ張り出してきた。
おっさんしょーもねーなぁなんて思うけど、自分も割と近いところまで来ているのではと立ち止まる。本が出るまでに14年かかったというインタビューのとおり、今まで自分が体験してきた出来事が主人公にも降りかかる。どんなに凶暴な思考をしていても、結局のところ死ななきゃそれでいいよね。幸せを実感するってちょっと怖い。
「なんだこのエッセイみたいな文体は」と思ったらジャストタイミングで「どこから読んでも小説でしょ。」と書いてあって笑ってしまった。
漠然とした不安とともに大人になってしまった自分の側に、ユヤタンを置いておいて良いですか?
前に働いていた本屋で使っていた備品のかけらが本に挟まってて懐かしくなった。

