脳画像で心はわかるのか 「たとえば、被告人に理性的に行動する能力が欠けていることを、脳に関する証拠が示せる日が来るとしよう。それでも社会は、犯罪に対する責任能力がない、あるいは有責性が低いと陪審員が見なすには、被告人が厳密にはどの程度の能力を持っていなければならないのかという問題に取り組まざるをえない」 2015年8月30日読売新聞 新潮45 2015年9月号 2015年9月27日朝日新聞 書評欄掲載