
Aster
@aster
2025年11月20日
クルディスタンを訪ねて
松浦範子
読み終わった
借りてきた
旅エッセイとしては面白く読めた。クルド人のチャイの飲み方の描写や、彼らが著者をあたたかく迎えてくれる様子などは微笑ましい。
しかしながら、クルド人が迫害されている、という問題に目を向けた時、著者はジャーナリストではないためか、知識が乏しく、想像力も欠如しているとしか思えない文章が続くため、うんざりしてくる箇所もある。
著者の失態によって、人生に大きな影響を受けてしまったクルド人のことを思うと胸が痛む。