

Aster
@aster
興味関心が移ろい易く、積読が増えるばかりで読みたい本に辿り着けないような人間の読書記録です。
- 2026年4月4日
- 2026年4月2日
アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき村上靖彦,石原真衣読み終わった和人が侵略者であるということ、入植者であるということから目を背け続けてきた自分を自覚させてくれた一冊になった。 私は道産子なので、北海道が生まれ故郷であり、他都府県に住んだことはない。でも、その故郷が、祖先がアイヌ民族から奪い取った土地であり、資源を収奪し続けているという事実を、醜い姿を、どう捉えどうしていくべきなのか?住み続けていて良いのか?木村さんの言葉を借りるなら、私たちは侵略型外来種であるわけで、排除されなければならない存在ではないのか?だからといって引っ越せば解決するのか?イスラエル人によるパレスチナへの入植を許せない、出ていけ、と思うその心で、北海道に居座り続けることのどこに正しさがあるのか? 考えは尽きない。 - 2026年3月20日
読み終わった初・村上春樹著書を読了。 私がハルキストになることはないであろうことがよく分かった。 まず、叙情的というよりは冗長な言い回しに感じてしまうところと、斜に構えたような文章が鼻に付くところが私と合わない。 ちょっと悪ぶっている感じがかっこいいと思っていそうだが、旅行記なのに、旅先の人々へのリスペクトが全く感じられないので辟易した。 クルディスタンに行かれたようなので、その辺りのことが知りたくて手に取ったが、クルド人との交流があったわけでもなく、期待した内容ではなかった。 多少は当時の緊迫した情勢の一端に触れられたけれども、クルディスタンに主眼を置いた本ではないので、こんなものなのかもしれない。 - 2026年3月16日
関東軍ーー満洲支配への独走と崩壊及川琢英読み終わった事実を淡々と説明されると、それはそれでなかなか頭に入ってこないし、地図はあれど都度確認するわけではないので地理が頭に入ってこないし、読むのに苦労した。 独断専行が常態化していたのはよく分かったが、それによる被害は、南京事件や七三一部隊の本の方がイメージしやすかった。 - 2026年3月5日
七三一部隊常石敬一読み終わった著者の主観が多く描かれている印象を受けたが、それ故に事実の列挙より読み易くなっていた気もするし、期待していた内容と違ったという気持ちも拭えない。 もう少し七三一部隊の蛮行についてたくさん書かれていると思っていたが、隠蔽・破棄された資料が多過ぎて、専門に研究していてもこのような内容なのかもしれない。そう思うと、日本の無責任さがあまりにも恐ろしい。 著者の見解は大変参考になった。 - 2026年2月26日
日本人のための日本語文法入門原沢伊都夫読み終わったすっごく面白かった! 現代文は得意でしたが、勉強しなくてもテストで点数を稼げていた為に、文法は疎かにしており、学び直しをしたいと思って手に取りました。 学校文法とは別の視点、外国人が日本語を学ぶ場合と同様の、各国言語と同じ考え方の文法を日本語に当て嵌めて考えるのは新鮮でしたし、分かりやすかったです。 - 2026年2月22日
- 2026年2月16日
- 2026年2月11日
- 2026年2月4日
天空龍機 鋼鉄紅女2 上 (ハヤカワ文庫SF)シーラン・ジェイ・ジャオ読み終わった1作目が面白かったので続編も買いました。より政治の話が多くなって、でも女性の尊厳の話もまだしてくれてて、何もかも一筋縄ではいかず、嘘も矛盾もたくさんあり、思うようにならない現実に踠く主人公。頑張ってほしい。 この作品は高校生以上くらいがターゲット層なのかなと思います。 - 2026年1月30日
鋼鉄紅女 (ハヤカワ文庫SF)シーラン・ジェイ・ジャオ,中原尚哉読み終わった漫画家のヤマシタトモコ先生が、2025年に読んで良かった本として挙げてらしたので手に取ってみました。 中華ファンタジー・ロボットSFとして面白かったのは勿論ですが、現実に女性が女性であるというだけでどれだけ抑圧されているのか、ということがファンタジー世界に落とし込んで分かりやすく描かれていたので、主人公が全ての抑圧されながら生きてきた女性の気持ちを代弁してくれているようでかなり爽快でした。 - 2026年1月24日
- 2026年1月21日
南京事件 新版笠原十九司読み終わった二十万人以上を虐殺したということを義務教育で教えて、二度と同じことを繰り返さないようにしなければならない、という考えを受け継いでいくべきなのに、教科書を改訂して南京事件があったかどうかも曖昧な記述にするよう圧力をかけた自民党は最悪だ…。 本が私たちを守ってくれるということを痛感する。 読むのは辛いが、読むべき一冊。 - 2026年1月4日
- 2025年12月20日
- 2025年12月9日
クルディスタン=多国間植民地イスマイル・ベシクチ,中川喜与志借りてきた読み終わった30年前の本ですが、クルド人が何故難民になってしまうのか?ということがよく分かりました。 クルド人は難民ではない、というデマを信じる前に、読むべき1冊です。
- 2025年11月26日
山よりほかに友はなしオミド・トフィギアン,ベフルーズ・ブチャーニー,一谷智子,友永雄吾,土田千愛,朴伸次読み終わったオーストラリアのマヌス島域審査センター、つまり難民収容施設で書かれた本。 ここまで非人道的な行いが難民に対して行われているとは思わなかったので、読めて良かった。これは日本の入管も相当酷いことをしているに違いないな、と思わされたし、実際にそうだろうと思う。 単なるルポではなく、哲学的で文学的なものになるように構成されているようなのだが、かなり読みづらく感じたので、人を選ぶだろう。でも読むべき一冊と思う。 - 2025年11月20日
クルディスタンを訪ねて松浦範子借りてきた読み終わった旅エッセイとしては面白く読めた。クルド人のチャイの飲み方の描写や、彼らが著者をあたたかく迎えてくれる様子などは微笑ましい。 しかしながら、クルド人が迫害されている、という問題に目を向けた時、著者はジャーナリストではないためか、知識が乏しく、想像力も欠如しているとしか思えない文章が続くため、うんざりしてくる箇所もある。 著者の失態によって、人生に大きな影響を受けてしまったクルド人のことを思うと胸が痛む。 - 2025年11月5日
- 2025年10月25日
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