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Aster
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@aster
興味関心が移ろい易く、積読が増えるばかりで読みたい本に辿り着けないような人間の読書記録です。
  • 2026年8月22日
    メソポタミアのボート三人男
    クルディスタンの描写目当てで読みました。 いつの間にか著者の本を読むのも4冊目となりました。 大体クルドか中東の描写目当てなのですが、どれも面白いです。現地に対するリスペクトがあり、言語もある程度習得してから旅に出られているので、好感が持てますし、安心して読めます。 アレヴィー教について詳しい描写がある一般向けの本は滅多にないのでは、と思います。
  • 2026年8月13日
    バラバラな世界で共に生きる
    一回読んだだけでは頭に入らなかったが、「われわれ」を拡大していくというのは、今の分断が進む世の中に必要な考え方だと思いました。
  • 2026年8月9日
    アメリカひじき・火垂るの墓 (1968年)
    高畑勲監督の「火垂るの墓」の原作ということで、読んでみました。 短篇なので、本当にそのまま映画になったのだなあ、という内容で、原作で補足されることは特にありませんでした。 他の短篇では、著者自身が2歳にもならない妹に振るった暴力を、わざわざ女性のキャラクターを用意しその人にさせていたり、当時の性風俗事情から致し方ない部分はあるとはいえ、女性の性接待や、男尊女卑的な思考が透けて見える文章の気持ち悪さが酷かったりして、読み終えるのに苦労しました。 余程戦中戦後の少年の苦労を知りたいのでなければ、読むのはお勧めしません。「火垂るの墓」はジブリの映画で十分ですし。 その苦労している少年達でさえも、なんだか女性より可哀想と言いたげで、非行に走っても仕方がないように描かれていて、滑稽さを覚えました。男性は大体優しげで、横柄な人でも良い部分の描写を入れているのに、女性のキャラクターの悪辣さは天性のものかのように描写されているのは、なかなかの酷さでした。
  • 2026年8月1日
    イラク水滸伝
    イラク水滸伝
    買ってしばらく積んでいたら、「大統領のケーキ」というイラク映画で先に湿地帯の暮らしを観ることになったので、こちらの本で紹介されているアフワールの暮らしが想像しやすかったです。 中東関連の本を読みたいと思うと、高野秀行氏の本が検索に引っかかるので、いつの間にか彼の著作を読むのが三作目になりました。全部面白くてすごい。 イラクという国に対する印象がガラリと変わりました。
  • 2026年7月21日
    シリアの家族
    シリアの家族
    国際結婚というか、異文化共生の難しさをひしひしと感じた。 2025年以降のシリア革命後のことが少しでも分かればと思って手に取った本だったが、著者と夫、義家族のことの方が気になってしまった。 アサド政権崩壊についてはよく分かったので満足です。
  • 2026年7月14日
    人間の土地へ
    人間の土地へ
    シリア内戦について、日本人の視点で、しかし部外者ではなく、シリア人の友人として、シリア人の家族として書かれた本ということがかなり印象深い。 著者に関わりのある、所謂普通の人々が、革命に翻弄される様子がよく分かる。 ジャーナリストがインタビューなどの取材をまとめた本とはまた違う、もっと身近な感じがする。 著者自身がシリア人と婚姻し、自分の家族のこととしてシリア内戦を見つめる視点は興味深い。
  • 2026年7月10日
    無の国の門:引き裂かれた祖国シリアへの旅
    無の国の門:引き裂かれた祖国シリアへの旅
    アラウィー派でありながら、反体制派として内戦を記録した女性が、反体制派の人々へのインタビューを小説としてまとめた本。 やはり、シリアの内戦については、シリア人の視点の方がよく分かる気がする。 日本人のウォッチャーやジャーナリストの取材をまとめた本も読んだが、シリアに住む人々の声には届かない。 この、タクフィール主義者やジハーディストに乗っ取られた革命は、果たして革命と呼ぶべきなのか、内戦と呼ぶべきなのか。
  • 2026年6月28日
    THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―
    ISISについて知りたくて手に取りました。 ISISについてよりも、ヤズィディ教徒についての方が知らないことが多くて興味深かったです。 ISISに拉致されてサビーヤ(奴隷)にされ逃げて来た、今は人権活動家の女性の手記。 ISISが奴隷売買をしていたことや性的虐待をしていたことは知っていたけれど、ヤズィディ教徒が主な標的になっていたのは知らなかったし、ISIS支配地域の住人は、重税をかけられていたようではあるものの、サビーヤだった時の著者から見ると、普通の日常を送っているように見えたということが一番怖いと思った。 武器を持たずに、沈黙や同調によってISISに加担した普通の人々が大勢いるということの恐ろしさよ。 そしてクルド人は派閥が形成されており、その派閥間の溝が深過ぎて、独立など夢のまた夢という感じですね。
  • 2026年6月20日
    【増補版】シリア 戦場からの声
    シリアのことを知るために買って積んでいた本。 一応アサド政権は倒れているので、今とは大分状況が異なるとは思うが、ジャーナリズムとは何か考えさせられた。 著者は命懸けでシリアに五度も渡航しこの本を書き上げたので、賞賛に値するし、賞も取っているし、勉強になったが、これが本当にジャーナリズムなのか、ということは個人的に疑問が残った。 というのも、著者はそれまで中東に興味がなく、アラブの春を機に興味を持って渡航したという経緯があり、国の背景について十分な知識を持って取材にあたったわけではないのではないか?ということがある。実際に、読んでいても深い知識に裏打ちされている文章には思えなかった。 また、女性を描写するときには容姿が美人だとかいう、内戦に関係ない描写が必ず出てくる。国境地帯で早く移動しなければならない状況に於いてフラフラの著者の手を引いてくれているYPJ隊員の行動を月夜のデートと称するなど、基本的に女性を下に見ている姿勢が透けて見えている点が非常に不快。ジャーナリズムは客観視が必要という自身の言葉はどこに行ったのか?女性が美人とか完全に主観だし不要な情報。 また、YPJ隊員に、ISに捕まったら酷い目に遭わされるのに戦闘に参加するのは怖くないのか、などと質問するわけだが、心を開いてもらえていないのか、彼女たちは捕虜になる前に手榴弾で自分たちの身体を肉片に変えて遺体をレイプされたり損壊されたりしないように自死する覚悟で戦っていることは教えてもらえないのである(コバニの戦闘に参加したYPG隊員のクルド人スナイパーの手記に書いてありました)。 戦場カメラマンとして随行した部隊の隊員とは親密になったようだし、彼らの本音(かどうかはわからないが)を引き出しているのはやはり評価に値するのだが、命懸けで戦っている彼らに「革命を始めなければ仲間や市民が死ぬことはなかったとは思わないのか?」と尋ねるのはあまりにも無神経というか…それはジャーナリズムではなくあなたの好奇心なのでは…深い地域理解、文化理解、国の成り立ちや背景を知っていてもなおこのような質問ができるものなのか?それがないからこんなことを訊いてしまうのでは?という不信感がこの本を読んでいる間中ずっと付き纏ってしまう。 革命を始めなければ、誰かの自由や尊厳、人生を踏みつけにしたまま偽りの平和の中で、それでも幸福だった筈だと、誰が言えるのだろうか。世界は自分だけ平和ならそれでいいようにはできていない。
  • 2026年6月14日
    駅から徒歩138億年
    面白かったー! 著者が自身のSNSで、Xで親戚を見つけた話を載せていて面白かったので買って積んでました。 特にこどもの道草とゴリラの話が好きです。 私も日帰り旅をしたくなりました。
  • 2026年6月9日
    その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
    その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
    自伝的小説ということで、気になって手に取ってみました。かなり短いのでサクッと読み終わります。 どこまでが現実でどこからが創作なのか?考えさせられる。
  • 2026年6月7日
    レビー小体型認知症とは何か
    レビー小体型認知症とは何か
    家族がもしかしたらそうかも?だとしたら将来的に自分もそうなるかも?と思って読んでみました。 結果、とても勉強になりました。知識があれば不安にならずに済みそうなので、読んでよかったです。
  • 2026年6月3日
    対馬の海に沈む
    対馬の海に沈む
    人間の愚かさや醜悪さの極みと、それでも確かにそこにあった希望。
  • 2026年5月29日
    一九八四+四〇 ウイグル潜行
    まず、この本を出版してくださった著者と出版社に感謝申し上げます。 新疆で行われている弾圧について、よく知ることができました。 しかしながら、著者の興味本位から始まった取材であり、十分な準備がなされておらず、中国当局を甘く見ていたために、弾圧対象のカザフ人への取材を知られてしまい、彼の財産を中国政府に差し押さえられ失わせたことについては、償いきれないと思いますし、そこまでしてこの本を出版してほしかったとは思えません。 学術的な論考やフィールドワークではなく、あくまでルポだとしても、取材対象への深い洞察やリスペクトが必要だったと思いますが、著者の取材時の態度は、ご自身の知りたい気持ちの方が、相手の平穏を脅かすリスクより大きいように見えました。 今まで読んだことのあるルポルタージュより、最も監視が厳しい環境下での取材だったことは理解しますが、VPNを駆使しようが、中国国内でアクセスすべきではないサイトにアクセスしたり、禁止されている場所で何度も写真を撮ったり、削除すべき写真を削除していなかったり…そのすべてが、拘束時にスマートフォンを調べられたら、無関係だとしても中国国内のご友人のことまで知られてマークされたり、取材地域の締め付けが強くなったり、自分が拘束されたまま二度と日本に帰れなくなったりすることにつながる可能性があることを、本当に認識していなかったのか、疑問が残ります。
  • 2026年5月23日
    イスラム飲酒紀行
    人類皆酒好きという感じで面白かった。 イスラムが伝来する前からのその地域の文化の名残を感じられて、読んでいて楽しかったです。 カラー写真の掲載も嬉しい。
  • 2026年5月18日
    物語ることの反撃
    物語ることの反撃
    短篇小説とのことだが、ほぼリアルな戦争体験と思って良いであろう内容で占められている。 私たちの沈黙という罪がくっきりと浮かび上がるような、鮮やかな物語ることの反撃である。
  • 2026年5月10日
    怪獣記
    怪獣記
    トルコのワン湖に棲むUMAジャナワルを探すルポですが、クルディスタンの描写目当てで読みました。 未知の生物を探す旅であり、決してトルコによるクルド人の迫害を描いているわけではないにも拘らず、巡る地域がクルディスタンスであること、ガイドと運転手がクルド人であることから、自然とクルド音楽、クルド料理、PKK、トルコ政府による弾圧の話などが出てきて興味深かったです。
  • 2026年5月6日
    食権力の現代史: ナチス「飢餓計画」とその水脈
    飢餓という暴力について、きちんと認識できていなかったことを自覚できたので、読んでよかったです。 バナナもチョコレートも好きなので、グサッときましたが、フェアトレード品を選んだり、代替チョコレート菓子を選んだりすることの必要性を感じました。
  • 2026年4月24日
    生きることでなぜ、たましいの傷が癒されるのか:紛争地ルワンダに暮らす人びとの民族誌
    西洋思想によらない心の回復について知りたくて読み始めました。 が、カトリックに改宗させられた人々が住む村でのフィールドワークの記録だったので、キリスト教的思想と土着信仰、現地の慣習などが複合的に絡み合った内容であり、興味とは少しずれました。 完全に西洋思想が関係しない研究はどこかにないものなのか…。 本書の内容自体はとても参考になりました。過去に縛られず人とのつながりを失わずに生きていくことが大切ですね。
  • 2026年4月12日
    カウンセリングとは何か 変化するということ
    カウンセリングとは何をするものなのか、個々のケースで違いが生じることは前提としつつ、一般的な認識としてはそれなりに理解できた気がします。 参考文献の情報も豊富で、読んでみたい本が増えました。
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