綾鷹
@ayataka
2025年11月20日

生きのびるための事務 (SHURO)
坂口恭平,
道草晴子
「自分のやりたいことをやって生活するには」ということと、「仕事で潰れないためには」ということを<事務>を活用することで実現できると説いた本。
仕事で自己否定して苦しんでいる人も、楽になれる考え方が載っていた。
・大切なのは<事務>こそが創造的な仕事を支える原点だということ
・<事務>=<量>を整える
・<事務>の仕事で重要なことは<スケジュール管理>と、<お金の管理>
・将来の夢ではなく、まずは<将来の現実>を24時間の円グラフで作ることでイメージしやすくする(<将来の現実>には楽しくないことは1秒も入れない)
・<事務>とは抽象的なイメージを数字や文字に置き換えて、<具体的な値や計画>として見える形にする技術
・<好き>は<自信>を凌駕する。<自信>はなくなると作業が止まりますが、<好き>は止まらない
・上手くいく人は、上手くいくことしかしません。
簡単なことです。<上手くいく>とは、ただ<やり方が合っていた>ということだけ
・上手くいかない<やり方>を省みず、自分自身を無駄に疑って、怒って、その反動として「自己肯定感」を生み出そうとしてませんか?
・否定すべきは<己>ではなく、己が選んだ<方法>のみである
・<評価>は見る人によって違いますし、日によっても変わっていきます。他者の<評価>で気分が変わってしまっては、継続して物事を進められません。ダメな時も良い時も、自分の<事務>を<評価>するんです。
・<才能>っていうのはそれだけです。
いつまでも楽しく好きなことを、続けられる=<才能>があるってだけです。それが本になったり、売れて食っていけるようになるのは、<才能>ではなく<評価>についての話ですよね。
・<事務>は分からないものを明らかにするのではなく、分からないまま仕事を延々と継続するためにある
