ぽんぽこピッツァ2号店 "うつ病九段 プロ棋士が将棋を..." 2025年11月20日

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間
読書記260 とてもリアリティのあるうつ病体験記だった。 うつ病は脳の病気であるということが強調されている。プロ棋士が楽々解けるはずの詰将棋が解けなくなる。何も手につかなくなる。テレビも本も頭に入ってこない。気持ちがぐっと沈んでエネルギーがなくなる。うつ病の辛さというのを、もしかすると過小評価していたかもしれないな、と思った。 解説の佐藤優の言葉が心に残った。 『世の中には当事者以外には理解できない事柄がたくさんある。うつ病とそういう事柄の1つなのだ。しかし、当事者以外にわからないからといって、わかろうとする努力を放棄してはいけない。うつ病でなくても、人間は複雑な存在なので、他者を完全に理解することは不可能だ。しかし、他者を理解するという「不可能の可能性」に挑むことを、われわれは放棄してはいけないのだと思う。』
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