古屋 いつか
@ameyuki
2025年11月20日
シッダールタ
ヘッセ,
酒寄進一
買った
読み終わった
お釈迦様の伝記かと思ったら、同じ名前の違う人物が主人公のお話でした。
ドイツ人作家ヘッセの綴るインド人青年の思索と彷徨の物語と思うとちょっと混乱しますが、
仏教用語がバンバン出てくるわりに、文体は平易でとても読みやすく、最後までつっかかることなく読めました。
「車輪の下」や「少年の日の思い出」に比べて苦味少なめだったのも私には良かったです。
元々草彅剛さん主演の舞台の原作ということで手に取ったのですが、
主人公シッダールタが、あまりにも草彅剛で面白かったです。