
jirowcrew
@jirowcrew
2025年11月22日

ポーラをさがして
さなともこ,
杉田比呂美
読み終わった
「あっ、そうそう、ほとんど、なんのきまりもない「自由塾』に、たったひとつだけ、きまりがあった。帰るときに、
「今日も、また一歩、自由に近づけました」
と言わなくちゃいけないのだ。
初めて塾にきた日、そのことを平八郎(塾長)に告げられたときは、ものすごくびっくりしたし、気が重くなった。
(なに、それ…・・・・)
それだけで、やっぱり、この塾はよそうかと思ったくらい。」
p.41
「今日も、また一歩、自由に近づけました」
一日の終わりに、それを声に出して
他者に言えるような生活。
「一日の終わりに、それを言う」と決められてしまえば、一日を始める前に、何をどうするか、いやでも意識するようになる。
そんな「自由塾」に、通いたかったなと思う。
探そうかなと思う。
