
らこ
@rakosuki
2025年11月22日

わたくし96歳が語る 16歳の夏 〜1945年8月9日〜
森田京子,
森田富美子
読み終わった
長崎で被爆し、家族を亡くした壮絶な体験について、90歳になってから語り部として話し始めたという森田さん。そのお話を長女の京子さんが記録され、この本になったという。語れるようになるまでこれほどの時間を要したということ自体が戦争と原爆の惨さを物語っているが、その使命感を抱くようになった背景には昨今の政治情勢があるのだと思う。戦争を知らない我々の世代が歴史を学び、同じ過ちを繰り返さないように責任を持たなければならないと改めて強く感じた。


