
iiii
@return1030
2025年11月22日
ムーミン谷の冬
トーベ・ヤンソン,
山室静
読んでる
5冊目だ〜!
騒々しかった前作「夏祭り」と打って変わって、冬の静寂が美しい「冬」。
冬眠の途中で不運にも目覚めてしまったムーミントロールが、いつもはスルーしている冬を目の当たりにする。雪も初めてだし、冬しか姿を見せない生き物たちと出会い冬のルールにぶち当たって頑張っている模様。
ミィも事故で起きてしまう。
たまに目にしていた「おしゃまさん」が初登場。
冬の人だったのか!喋り方から女性っぽいがほんと?(いま翻訳をジェンダーするっていう本を同時進行で読んでる😂)
冬は苦手だし、静寂も苦手だけど、この独特の空気感を文字におこされるとなぜこんなにも癒されるのか。
孤独に寄り添ってもらえる気持ちになるしかなり好きな雰囲気。
ブックサンタのおすすめ書籍に今作が挙げられていたけど、いちおう地続きなのでこの本をいきなり渡すのはどうなのかなあ?
あと冬の地方の子には共感ポイントがたくさんあるのかもしれないが、私のような静岡雪なし育ちの小人にはピンとこないかもしれない。笑
おしゃまさんの不思議で静かでどっしりと飄々としている感じがとても気持ちいい。
見えないネズミたちがムーミンをもてなす挿絵はかなりワクワクした。
体調がすぐれないこともあり、昨日は読みながら寝落ちした。久しぶりの体験。続きも楽しみ!

